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「活かせるビジネス心理学シリーズ」

JUGEMテーマ:ビジネス
JUGEMテーマ:今日の日記

『創造的な仕事を生み出すモチベーション』


『優越感』と『自尊心』

こんにちは。ビジネス心理コンサルティングの林 恭弘です。

前回のブログでは、人が働くのは、「人並みの生活の維持」を超え、「承認の声」を聞くことだと、前回述べました。

『心の糧』つまり「承認の声」がなければ、人並みの生活が手に入った時点でモチベーション(働く動機)がなくなることになります。

今の日本社会に元気がないのは、よく言われる「平和ボケ」であると思われますが、つまりは生活がそこそこ満たされた後の『心の糧』をなくしていることにほかありません。

そこに更なる政治と経済両面にまつわる閉塞感がモチベーション低下に拍車をかけています。

ところで、「承認の声」に代表されるのはゞ眩的報酬です。これは「君はよく仕事をするし有能だから、たくさん給与をあげましょう」という意味ですから、「認められている」という最もわかりやすいバロメーターになります。

あるいは地位や役職が上がるということも「認められている」証明となります。

ただし、金銭的報酬や地位・役職が上がることは「他者との比較」による『優越感』としての意味をもたらしてくれるものです。

たしかに『優越感』はある意味においては『心の糧』になるかもしれません。
「オレは優れているから他のヤツらよりも高い収入を得ている。」
「オレは勝ち組に入っているのだ。」という感覚を得ることができます。

しかしながら一方では、会社や上司からどう評価されるか?そして社会からどう見られるか?
つまり、「人からどう見られるか」を常に意識し、他人と自分を比較する毎日を送っているといえるでしょう。

世間では「成功している人」と評価されながらも、ストレスとプレッシャーで不眠症になったり、どこかで虚しさを感じて悩む人が多いことも、この『優越感と劣等感との間における闘い』をしているせいではないでしょうか。

私たちが心イキイキと働くに不可欠な『心の糧』である「承認の声」とは高い評価を勝ち取った「優越感」だけではなく、それ以上に大きな意味を私たちにもたらしてくれる、「自尊心」ではないでしょうか。

「自尊心」とは、「自分は尊い存在である」という感覚です。
それは「優越感」と違い、「人から感謝される」、「人から喜ばれる」、「誰かが幸福になる手伝いができる」ときなどに得られる感覚です。
「自分は必要とされる、たいせつな、尊い存在なんだ」という感覚です。

ここで重要なことは、「優越感」と「自尊心」を一緒にまとめて『承認の声』としないことです。
なぜなら「優越感」は自分ひとりの中で完結してしまいます。
「自尊心」は人との繋がりを生み出し、人々の喜びや幸福の姿が、私の『心の糧』となり、さらに「自尊心」を高め、いっそう拡がってゆこうとするからです。

ちなみに、前回のブログで紹介した青年は、現場の大工さんや作業員のおっちゃんの「ねぎらいと感謝の言葉」を受けて、さらに喜ぶ顧客の顔を想像して仕事をレベルアップしてゆきました。
そして2年後、彼は渡米して最新のマーケティング理論を勉強中のようです。
彼の目標は、「さらに人が幸せになるマーケティング」だそうです。

あなたが求めているのは「優越感」ですか?

それとも『自尊心』ですか?

 
***ビジネス心理コンサルティング ***
*******BMC*******
林恭弘より

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