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モチベーションを上げる最もカンタンな方法

JUGEMテーマ:ビジネス

JUGEMテーマ:今日の日記

 

ご訪問いただきありがとうございます。

ビジネス心理コンサルティングの林 恭弘です。

 

成果についての公式は

【成果=能力×モチベーション】

つまり、能力だけでは充分な成果は上がらないということです。

今日は仕事の成果に直結するモチベーションについて考えてみましょう。

 

モチベーションの意味と重要性

一般的に使われている「モチベーション」という言葉ですが、ここでの定義付けをまずはしておきましょう。

辞書を引くと必ずと言ってよいほど「動機づけ」という訳が出てきますが、これをビジネスに適応すると、「主体的、積極的に業務に取りかかるための動機づけ」ということができるでしょう。

業界・業種にかかわらず、どの仕事においても創意工夫のうえに「付加価値」を高めてゆけるかが発展のカギになるはずです。そのためにはメンバーが「主体的、積極的に業務に取りかかる」ことが前提条件になることは明らかです。モチベーションの低いメンバーが創意工夫を実践することは考えられないからです。

 

メンバーのモチベーションを上げる方法については様々な議論がなされ、方法論も紹介されてきました。しかしながら企業の人事担当者の皆さんから聞こえてくる「人に関する課題」には、爛皀船戞璽轡腑鵐▲奪廰瓩必ず入っているという状況です。

将来の組織を担う人材の育成も、付加価値を高めて組織と仕事を発展させるモチベーションについても、いまだ課題は山積の状態です。

今回は「なぜモチベーションの維持、向上がうまくいかないのか」について整理し、そのあとに「どうすれば維持、向上できるのか」を考察することにします。

 

モチベーションには2種類の要素がある

まず人間の動機づけとは、「苦痛を避ける」「快を求める」という2つに還元されます。

そして、モチベーションの源泉の大部分は「苦痛を避ける」ためです。人間は不安と恐怖に極めて弱い生き物ですから、書籍などでも「不安と恐怖を煽るタイトル」が目を引き、購買に貢献するため有効とされているわけです。

しかし「苦痛を避ける」モチベーションを多用する組織においては、メンタルヘルス問題、高離職率などの問題を引き起こし、中長期で見ればモチベーションを大きく引き下げることになります。

そして「快を求める」というのは、ビジネスにおいてはピンと来ない方が多いようです。

「シビアな職場環境で、快楽という状態はそぐわない」ということらしいですが、単なる「楽をして、快い」ということではありません。

 ここで言うところの「快」とは、シビアな仕事を乗り越えることで充実感や達成感などの感動体験を通して、自己肯定感や自己成長感を得ることを指します。

つまりただの快楽ではなく、「より良くなっていける」という見込みを持つということです。職業人として、一人の人間として、より良くなっていく(成長する)というキーワードがモチベーションを自然に引き出します。

 

まずは「苦痛を避けたい」ために働いている

 ただし実際には行動の原動力は、「苦痛を避けるため」から始まると言わざるを得ないでしょう。

現代のビジネスにおいての「苦痛を避けるため」とは、リストラに遭わないため、存在価値を失わないため、社会的な居場所を無くさないため、収入を落とさないため、などです。つまり「危機感をもって仕事に当たる」ことが心のエネルギーを生み出すわけです。それは、「何のために働いていますか?」という質問に対して、「食っていくためでしょう」という答えが最初に返ってくることを予想すると理解できることです。ここで言う「食っていくため」という回答は「人並みの生活の維持」ですから、上記の「苦痛を避けるため」とイコールであると考えられます。

ただし、この「苦痛を避けるため」のモチベーションばかりを利用していると、すでに述べたようにメンタルヘルス問題、高離職率などの問題を引き起こします。

 

高業績を挙げるチームの共通点

 創造性を発揮して商品やサービスの付加価値を高め、業績向上を続けている組織(チーム)のモチベーションは「快を求める」要素をうまく引き出しています。そして、そのような組織(チーム)の共通点は、リーダー(マネージャー、管理者)自身が「快を求める」モチベーションを維持しているということです。

 リーダー自身が「苦痛を避ける」モチベーションによって突き動かされ、保身に固まり、リスクを避ける態度をしていてメンバーが主体的、積極的に仕事に取りかかれるはずはありません。

 以下に挙げた「モチベーション・チェックリスト」によって、リーダー自身のモチベーションをまずは査定していただきたいところです。

 

知識・技術

・仕事をすすめる上で必要な知識や技術を身につけている。

・仕事をすすめていて時間を忘れ、没頭することがある。

・自分の経験を生かせる仕事である。

 

人間関係

・職場でのコミュニケーションがよくとれている。

・仕事で困ったときに相談できる人がいる。

・上司との関係は良好である。

 

評価・承認

・上司や周囲の人たちから期待されている。

・期待された成果を達成している。

・自分の仕事の成果が適切に評価されている。

 

コントロール

・上司から指示・命令されなくても仕事をすすめることができる。

・職場で自分の意見が通る。

・自分で仕事の内容・やり方を考え、工夫している。

 

自己表現

・仕事において、自分の考えや発想を表現している。

・仕事の新しいアイデアが湧いてくる。

・仕事の中で自分の個性が発揮されている。

 

価値

・仕事の成果を通して、顧客や職場の仲間から感謝されることがある。

・高い成果を期待されても納得することができる。

・今の仕事は社会的に重要な仕事である。

 

適職

・今の仕事が好きである。

・今の仕事が自分に合っていると思う。

・自分の考え方や生き方に沿った仕事である。

 

他者期待

・「この人のためにも良い仕事がしたい」という対象が社内や取引先にいる。

・仕事について深く話せる知人や友人がいる。

・家族や恋人が自分の仕事を理解し、応援してくれている。

 

情動

・仕事に臨むときに良い緊張感がある。

・仕事をやりとげたときには、達成感がある。

・仕事を通して感動することがある。

 

成長

・チャレンジングな目標を自分で立てる。

・仕事の能力が上がってゆくことを実感する。

・仕事を通して人間的に成長している。

 

モチベーションを上げる最もカンタンな方法

 組織(チーム)全体の空気に大きな影響を及ぼすリーダー自身のモチベーションが、どのような要素を主として生み出されているのか知る必要があります。

 モチベーション・チェックリストの「10のカテゴリー」を構成する「30のリスト」を通して査定した結果は、とりもなおさずメンバーに与えている影響力であると言えます。該当する項目が少ない場合はメンバーのモチベーション云々を考える前に、リーダー自身がまずは変革する必要があるということです。

 リーダー(マネージャー、管理者)という役割は、メンバーが主体的かつ積極的に業務に取り掛かるため(モチベーションの維持、向上)のサポートをすることです。

 モチベーションを上げる最もカンタンな方法とは、リーダー自身のモチベーション・マネジメントを怠らないということに尽きます。

 

***ビジネス心理コンサルティング ***
*******BMC*******
林恭弘より


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