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【エンプロイー・アビリティー 供

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JUGEMテーマ:今日の日記

 

ご訪問頂きありがとうございます。

ビジネス心理コンサルティングの林 恭弘です。

 

前回のブログでは『エンプロイー・アビリティー』について

皆さんと共有しました。

エンプロイー・アビリティーとは、「雇用される能力」であり

その能力を高めることによって社内でも、社外でも、

『引っ張りだこ人材』になるということです。

 

今回はエンプロイー・アビリティーを高めた結果、現在活躍

している一人の女性を紹介します。

 

彼女(Sさん)は生命保険会社で営業事務として勤務する契約

社員でした。

生命保険会社の営業事務社員の役割は、営業社員が成約した

保険商品の事務手続きが主となります。当然仕事を進める中で

営業社員と頻繁にコミュニケーションをとることになります。

その中では、事務手続きに関するやりとりを滞りなく行う必要

があるわけですが、それ以外にも自然に会話が生まれます。

 

ご存じのとおり、生命保険の営業職は簡単に成約できるものでは

ありません。入社1年以内での離職率が8割を超えるとも言われ

ている世界です。

そのような世界で奮闘している営業社員の話を聴くことも少なく

なかったようです。

Sさんは共感力の高い人なのでしょう。多くの営業社員たちが

Sさんに本音を漏らしに来る機会が増えていきました。

 

1年目の営業社員は、まったく契約が取れなくて社内で肩身が狭く

自信をすっかり失っていること。

そこそこ順調に成約していた営業社員はスランプに陥り、その

理由がわからなくて行き詰まっていること。

お客様との面談が、平日は夜以降になり、土日も面談に費やす

必要があるため、家族との時間が全く取れなくて悩んでいること。

このような営業社員の話を聴きながら、自分には何の支援も

できないことにSさんはただ無力感を抱くだけでした。

「営業社員に少しでも役立てるようなことがないのか?」

そのような思いを持つ中で、Sさんはコーチングというコミュ

ニケーション・スキルに出会います。

コーチングとは、教える(ティーチング)技法ではなく、

おもに質問を通じて相手の気づきを促し、自らが問題解決を

することで成長を引き出すコミュニケーション・スキルです。

 

Sさんは終業後や休日を利用してコーチングを熱心に学んで

いきます。その結果営業社員の抱えている問題の整理を以前

よりも効果的に支援することができるようになり、営業社員

がまず取り組むべき課題が明確になっていきました。

そのことが行動力、モチベーションアップにもつながり、営業

社員が自ら問題を解決するケールが増えていったといいます。

 

やがて社内でSさんのコーチングが話題に上ることが多くなり

希望者を集ってSさんを講師として招き、勉強会が開催される

ことになります。

本来の役割は営業事務でしたが、本社から人事異動の打診が

ありコーチングの技法を営業活動に活かすセミナー講師に抜擢

されます。

2年後、社内でコーチングが浸透しつつあるのを見守りながら、

Sさんはプロ・コーチとして独立をして引き続き社外から同社を

支援しながら、今では多数のクライアント企業も応援しています。

 

結果的にSさんは独立起業することになりましたが、エンプロイー・

アビリティーを高めていく目的とは今の会社から出ることでは

ありません。

現在担当している業務に必要なスキルを獲得し、さらに高めて

「なくてはならない存在」「求められる存在」になることです。

このことは総務、経理、営業、お客様相談窓口等々、すべての

担当業務に当てはまることです。

 

これから日本産業界は間違いなく「生涯現役」を私たちに求める

ようになります。長きにわたる職業人生を豊かにするのはエンプ

ロイー・アビリティーを高めることです。

 

***ビジネス心理コンサルティング ***
*******BMC*******
林恭弘より
 



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